2005年03月

2005年03月09日

*久々に復活

42. そして、自軍の部隊がまだ侵攻中であったとき、彼ら(部隊)は、街の門へと続く小屋とぶどう園を抜けて窪んだ小道にある狭い場所へとたまたま入り込んでしまった。今や、街の門は閉じられ、真夜中となった。真夜中では膨大な軍隊にいる馬たちのための飼料を手に入れることができなかったので、彼らはあたりを見回してみると、壁のある檻に大量の干し草があるのを見つけた。しかし、その壁の高さの故に、誰もそれ(大量の干し草)を手に入れることができなかった。そこで、ティリダテスが(この壁を自ら)乗り越え、十分になるまで、たくさんのそれ(干し草)を投げ返して寄越した。彼はまた、門衛たちと多くのロバを部隊の中へと壁越しに投げて寄越し、そして彼自身も(壁から)降りてきたのであった。